お知らせ, 小雀だより

原宿ケアプラザより「前頭側頭型認知症とは?」

皆様こんにちは。
ケアプラザでは新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症対策を行い、皆様にうつさない様に細心の注意をはらっています。皆様もそれぞれ感染症対策を心がけましょう。

今まで三大認知症(アルツハイマー型、脳血管型、レビー小体型)に関してご説明いたしました。
今月はその次に多いと言われている、前頭側頭型認知症についてお伝えします。

前頭側頭型認知症とは?

前頭側頭型認知症は、脳の「前頭葉」や「側頭葉前部」が委縮します。脳の前面や側面が萎縮した結果、脳の前頭部と側頭部の機能が低下してしまいます。
脳の中で、前頭葉と側頭葉は「人格・社会性・言語・聴覚・記憶」など人間らしさを担っている器官です。
前頭側頭型認知症を発症すると、これらが正常に機能しなくなることにより、次のような特徴的な症状が表れます。

  • 社会性の欠如:万引きのような軽犯罪を起こしたり、身だしなみに無頓着になるなど、社会性が欠如します。
  • 抑制が効かなくなる:相手に対して遠慮ができない、相手に対して暴力をふるう、度を越したふざけをするなど、自分に対して抑制が効かなくなります。
  • 同じことを繰り返す:いつも同じ道順を歩き続ける、同じような動作を取り続けるといった、行動を繰り返すようになります。
  • 感情の鈍麻(どんま:感覚がにぶくなる):感情がにぶくなる、他人に共感できない、感情移入ができないといった、感情の鈍麻が起こります。
  • 自発的な言葉の低下:相手に言われたことをオウム返しする、いつも同じ言葉を言い続けるといった、自発的な言葉が出にくくなります。

これらの症状がゆるやかに進行し、発症後平均6~8年で寝たきりの状態となります。
この認知症は治療により症状を抑える事は難しく、本人が出来るだけ穏やかに過ごせるよう、周囲の方たちの適切なケアが望まれます。
特徴的な行動としては、いつも同じ服を着たり毎日同じ時間に同じ行動をしたりするため、その事が乱されると突然怒り出したり、パニックを起こしたりしますので、それを乱さない様に注意をはらう事が必要です。
また、周囲の方たちと情報を共有しておくことが大切です。
症状が進行すると理性が働かなくなり、万引きをしたり他者に暴力を振るったりする可能性が大きくなります。
この様に症状が悪化した場合には、グループホームなど認知症ケアに強い施設の利用も検討してもよいと思います。

この様に常軌を逸するような行動が見られたらまずは、ケアプラザの地域包括支援センターにご相談ください。

ケアプラザは日常生活の送りづらさを感じた方が、最初に相談する場所です。
高齢者や障害者、子育ての事で何か疑問を感じたら相談する所と覚えてください。

「何かあったらケアプラザ」 ☏:045-854-2291

こすずめ町内会

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