皆様こんにちは。
まだまだ残暑の厳しい毎日が続いています。
熱中症や感染症の予防をしっかりと行い、日々お過ごしください。
福祉用具について
今月からは連続して、福祉用具についてお伝えいたします。
福祉用具とは高齢になり身体機能の衰えた方や、身体が不自由な方達の日常生活や機能訓練をサポートするための用具です。
福祉用具には、福祉用具貸与(レンタル)、特定福祉用具販売、住宅改修があります。
今月は福祉用具貸与(レンタル)についてお伝えします。
福祉用具貸与(レンタル)について
介護保険の対象となる福祉用具は13種類です。
介護保険の認定結果で利用できる物とできない物があります。
需要の高い介護ベッド、手すり、車いすについて理解を深めましょう。
介護ベッドは、寝返り、起き上がり、座位、立ち上がりなど動作を補うための「背上げ機能」「高さ調節機能」があります。
転落の予防や動作姿勢を安定させたり、寝がえりや起き上がりをサポートする柵が備え付けてあります。
その他、寝がえりの困難な方用の自動寝返り支援ベッドなど、さまざまなベッドが開発され、それに伴いマットレスも堅いものから柔らかいものまで、またマットレス自体が体位変換を行ってくれるものもあります。
介護ベッドを利用できる方は原則要介護2以上の方ですが、要介護1以下の方にも利用可能な自費のレンタルベッドもあります。
月額700円程度から利用可能で、介護保険を利用しレンタルするのと同程度です。
手すりには置き型と突っ張り型の手すりがあります。
ベースとなる板に手すりが付いていて、床に置いて使用する置き型と、床と天井で突っ張って固定する突っ張り型があります。
据え置き型のベースは重たく安定感があり、ベッドや椅子の近くに設置することで立ち上がりやすく、歩き出しのサポートにもなり、転倒防止につながります。
突っ張り型はしっかりと固定するため、手すりの上の方をつかんで体を引っ張り上げるようにして立ち上がれます。
その他横手すりを組み合わせ、立ち上がりだけでなく移動時の歩行を支援します。
車いすは自走用、介助用、電動があります。
自走用車いすはご本人が自分で車いすを動かし移動するもので、後輪が大きかったり、座面が低く足でこぐタイプもあります。介助用は、介助者が移動中の介助を行いやすく作られています。
自走用も介助用もレンタル代は、1月200円から1000円です。
その他電動の車いすがあり介助者を補助したり本人が自分で操縦するものまでございます。
福祉用具の利用をお考えの方は、一度ケアプラザまでご相談ください。
ケアプラザは日常生活の送りづらさを感じた方が、最初に相談する場所です。
高齢者や障がい者、子育ての事で何か疑問を感じたら相談する所と覚えてください。
「何かあったらケアプラザ」☏:045-854-2291