コロナ禍、コロナ後を見据えた 地域生活の礎となる町内会めざして
町内会の皆様! 本年5月総会の決議を経て新たに町内会長になりました團野勝美です。
HP上からではありますが、地域にお住いの皆様に「ご挨拶」を申し上げます。
私が大船からこの地に引っ越して来てから、早や40年が過ぎました。
そのうち17年間は、縁あって町内会役員として活動をしてまいりました。
また、約80年という町内会の歴史のなかで、初めての女性会長ということでありますが、大きな変わり目のなかで少しでも皆様のお役に立てるよう、運営に努めていく所存です。町内会活動への特段のご理解・ご協力をお願い申し上げます。
さて、この小雀町は鎌倉市関谷や藤沢市と接した戸塚区南部に位置し、1,894平方キロメートルという広大かつ緑多き土地に、4,387人・2,012世帯(2021区勢統計)が居住されており、そのうち町内会への加入は1,325世帯となっています。
大都会横浜の中にありながらもまだまだ田舎の風情や人情を色濃く残しており、転入者とこの地に生まれ育った人達とがうまく融合しながら共生し、都会のよそよそしさとは違いつつ、しかし、過度に干渉しすぎない土地柄を創っているすばらしい地域だと感じています。
私は、こうしたこの地特有の「絆」を大切に育みながら、23名の町内会役員と力を携え皆様と身近にある町内会にしていきたいと考えています。
今、100年に一度といわれるコロナ感染症が猛威を振るっています。
ワクチン接種が進行しつつあるものの、失われた日常を取り戻すにはまだ時間を要すると考えざるを得ず、町内会の活動も見直すべきものは見直し、新たに起こすべきものは活動として立ち上げていく必要があります。
町内には1300年代に創建された御霊(五霊)神社などの歴史遺跡が多数あります。
また、津久井湖を源とする浄水場や、色々な野鳥やホタルが生息する小雀公園などもあり、様々な活用によって多くの人が楽しめ、健康促進につながるような各世代に配慮した「催し」も企画していくべきだと思います。
また、少子高齢化も想像以上に進行しており、高齢者だけでなく若者世代への給付やサービスも検討していかなければなりません。
今も「小雀バス」(小雀西地区交通委員会)の運行は市行政指導のもとで運行継続の検討を進めていますが、今後は活動全般にわたってさらに行政との連携を深め、地域生活の礎となる町内会の活動を推進していきます。
以 上