原宿ケアプラザより
皆様こんにちは。ワクチン接種も始まりましたが予約が殺到して、すぐには接種できない方も多く不安な日々です。
接種が終わるまではしっかりと感染症対策を行いましょう。
今月は先月に続き「靴」について考えてみます。
選び方のポイントは沢山ありますが、「適切なサイズ」「靴底の適度な柔らかさ」「つま先がやや反りあがった靴」「靴の重さやバランス」「しっかりとかかとを包み込み固定してくれる靴」「靴底の滑りやすさ」「正しい靴の履き方」の7項目に絞って考えてみました。
先月は「適切なサイズ」をお伝えしましたので残り6項目をお伝えします。
*靴底の適度な柔らかさ。
靴底が固いとつま先で地面をける動きが出来ません。曲がりが悪いと足(特につま先部分)に負担がかかり、すり足になりやすくつまずきの原因になります。
つま先部分が柔らかく反り曲がる物を選んでください。
*つま先がやや反りあがった靴。
つま先が低いとちょっとした段差につまずきやすくなります。歩道のアスファルトは意外と凸凹しているので、つま先の上がっていない靴は転倒の危険が大きくなります。つま先部分が15mm~20mmほど高く反りあがっている靴を選んでください。
*靴の重さやバランス。
靴が重くなると足が上がりにくく、すり足になり易い為つまずきやすくなります。また重さのバランスも先端部分が重いと、つまずきの原因になります。軽くて重量バランスの良い靴を選んでください。
*靴底の滑りやすさ。
雨の日や滑りやすい床を歩くときは、滑り止めの加工がされている靴が良いのです。しかしカーペットの床を歩くときは、滑り止め加工が逆に摩擦を生み、つまずきやすくなります。
自分が歩く場所に合わせ、履く靴を選んでください。
その他、歩きすぎて靴底がすり減っている靴も、滑りやすく危険なため、ご注意ください。
*しっかりとかかとを包み込み固定してくれる靴。
かかとがしっかりと固定されていることで、簡単に靴が脱げなくなる事とふらつきがなく安定した歩行ができる事で、転倒の危険性が少なくなります。
*正しい靴の履き方。
自分にとって歩きやすい靴が見つかったら、正しい履き方をすることが大切です。
まず靴の開口部をしっかりと開き足を入れ、足のかかとを靴のかかとに合わせ、かかとを床にトントンと合わせます。ひもやベルトで甲の部分をしっかりと固定しましょう。この履き方をすれば安定した歩行がしやすくなります。
外出を沢山楽しむためにも靴を正しく選び、正しく履いて楽しみましょう。
ケアプラザは日常生活の送りづらさを感じた方が、最初に相談する場所です。高齢者や障がい者、子育てでの何か疑問を
感じたら相談する所と覚えてください。
「何かあったらケアプラザ」 ☏ 045-854-2291