前回、洪水浸水に関して当地の対象である柏尾川のことに触れました。
実際にこの柏尾川では昭和40年代から平成20年代まで台風等による洪水が度々起きていました。
そこで治水対策として完成したのが金井遊水地です。
ご存知でしょうか。
新築された流通センターから住友電工敷地の途中までの間約1,200mの長さで現状の河川流路に沿って遊水ゾーンが設けられているのです。
更に現在第2金井遊水地の計画が進んでおり、金井公園横の住友電工敷地一部の取得に入っています。
令和15年頃の完工を目指しています。
遊水地は大量の降雨による急激な河川の水位の上昇を制御することが目的です。
その意味では、柏尾川が流れ込む本流である境川の水位の制御も極めて重要になります。
そしてそれが戸塚区俣野、泉区下飯田、藤沢市今田にまたがり整備された広大な境川遊水地公園です。
遊水地機能に併せてスポーツ設備や自然観察設備が整備され、レジャースポットになっています。