皆様こんにちは。
やっと秋らしさを感じ始めました。今年はインフルエンザが冬でもないのに流行し始めています。また新型コロナウイルスの感染拡大のニュースも聞こえてきます。
一人一人ご自分の感染症対策を心がけてお過ごしください。
今月は「特定福祉用具販売」についてお伝えします。
特定福祉用具販売とは、介護保険を利用し福祉用具を購入することです。
購入限度額は年間10万円までで、同じものを購入したくても破損しない限り購入できません。
お支払いは負担割合に応じて、販売価格の1~3割で購入できます。
ただし横浜市(都道府県知事)の指定を受けた事業者から購入していなければ、介護保険の適用にはなりません。
特定福祉用具の対象は、直接肌に触れる物や、使用によってもとの形態・品質が変化し、再利用できないものとなります。
ポータブルトイレなどの腰掛便座、シャワーチェアや浴槽に取り付ける入浴グリップなどの入浴補助具。
これらが良く購入されています。
その中のポータブルトイレとシャワーチェアについてお伝えします。
ポータブルトイレとは、持ち運び可能な簡易型トイレのことです。
ベッドからトイレまでの移動が大変な方や、移動中に転倒などの危険がある方が利用します。
シャワーチェアは浴室で利用する椅子の事です。
入浴中に転倒する事故が多いため、不安定な状態で立って洗身や洗髪を行うより、座って行う方が転倒リスクを少なくすることが可能となります。また低い椅子に座っている方は、立ち座りのとき膝や腰への負担が大きくなります。座面の高いシャワーチェアを利用すると足腰の負担が少なくすることができます。その他ひじ掛け付きの物は膝や腰の負担をやわらげ、立ち座りのサポートを行います。
特定福祉用具は、その他に、簡易浴槽、自動排泄処理装置の交換部品や移動用リフトの吊り具の部分などがございます。活字だけではわかりにくいので、ケアプラザまでお越しになり一度カタログを手にしてみでは如何でしょうか。
購入する物が決まったら、ケアマネジャーや福祉用具の業者に連絡して注文します。福祉用具の購入が必要な方はケアマネジャーや福祉用具の相談員、ケアプラザで相談してみてください。
ケアプラザは日常生活の送りづらさを感じた方が、最初に相談する場所です。
高齢者や障がい者、子育ての事で何か疑問を感じたら相談する所と覚えてください。
「何かあったらケアプラザ」☏:045-854-2291