地域防災拠点訓練のご報告

2018年10月10日

今年の防災拠点訓練は、小雀小学校と千秀小学校の2か所の地域防災拠点で、9月2日に同時開催されました。

小雨模様にもかかわらず、各班ごとに安否確認をしていただき訓練にご協力くださいまして誠にありがとうございます。

地域防災拠点では

小雀小学校


区役所、大正消防出張所、水道局、小雀小学校校長先生と教職員の皆様をはじめ、地域の民生委員、消防団、家庭防災員、青少年指導員、アマチュア無線非常通信協力会の方などのご協力をいただき、小雀町と原宿2丁目の理事、組長さんを含めて、総勢110名による訓練が行われました。

今年の訓練内容は、例年に準じて、体育館で避難所としての区画作り、毛布を用いた応急担架での救出法、AEDを用いた救命法、炊き出し、食料物資配布、更衣・授乳用簡易テント・簡易トイレ使用法、発電機運転、緊急給水栓及び貯水槽からの給水、特設公衆電話の設置の他、防災関連資料の掲示とアマチュア無線による非常通信など様々な訓練が行われました。

千秀小学校

小雀町の各組一時集合場所でそれぞれの家庭の安否確認をした後、避難の必要な人(訓練では理事さんと希望者)が、千秀センターあるいは金井町内会館へ避難し、カードの記入を行った後、グループ分けをして待機。
千秀小学校地域防災拠点での受け入れ準備完了の連絡で防災拠点へ移動しました。
防災拠点では、避難所受け入れ事務、住友電工社員による心肺蘇生法、AED使用法、金井高校赤十字部の生徒による応急止血法、三角巾の使い方、そして小雀町から加わったアマチュア無線士2名による長尾台町内会館と、防災拠点間の無線連絡の確認などを行いました。

安否確認訓練

安否確認カードの効果は?
安否確認の一時集合場所へは、全世帯の53%の方が参加しました。
安否確認を容易にするため、事前に配布した安否確認カードを各戸に表示、未確認の世帯は35%でした。
安否確認カードについては、事前の広報が十分とはいえず、使用方法などが分かりにくいとの指摘がありました。

未確認世帯の割合は昨年とあまり変わりありませんが、安否確認報告書の中にもカードによって確認できた世帯が少しありましたので、利用方法や日頃の広報も含めて改善を図ってまいります。

主な意見

「サイレン音、広報車の声が聞こえない」

安否確認の折りに意見を頂いた中で、サイレンの音に関する事柄は7割を超えていました。
サイレン音量に関しては、例年ご意見をいただいておりますが、当面改善が見込めません。
また、地震災害に関しては起きてからしか知らせることが出来ず、サイレンの役割が消防団以外の一般会員には訓練時のみ限定的であることを承知おきください。
広報車の速度や音量については、防音効果の高い家屋が増えている一方、巡回の所用時間や騒音苦情などとの兼ね合いもあり、消防団としても苦慮しているところです。
いずれにしても様々なことを考慮の上、検討してまいります。

「小雀小学校が遠く、坂道が大変」

防災拠点が小雀町のほぼ北西端の高台に位置するため、残念ながら多くの方が同様の思いと思われます。
今年から、小雀小学校から遠い小雀町内の約三分の一強の世帯は千秀小学校地域防災拠点の管下となりましたが、残る地域においても改善を求めている方が多いものと受けて止めています。
まずは、防災拠点は必要が生じた場合に行くところがあり、行かずに済む用意を各ご家庭でして頂くようにお願いします。
救護物資などの受け渡しは防災拠点で行いますが、防災拠点の役割はたくさんあり、限られた人数の委員で運営するため、被災時には被災者の協力を得て運営することになります。
行き来が大変な方が少ないことは承知しておりますが、安否確認時に近隣の方の助け合いが円滑に行えるよう、改善を図りたいと思います。