皆様こんちには。
現在、原宿地域ケアプラザの部屋貸し出しは、新型コロナウイルスの影響で、定員の半分での利用となっています。
横浜市の判断なので、いつ制限が解除されるのか分からず、不自由をおかけしますが、協力のほどよろしくお願いいたします。
今月は居宅介護支援事業について説明いたします。
居宅介護支援とは、ケアマネージャー(居宅介護支援専門員)によるケアプランの作成のことで、地域ケアプラザにもケアマネージャーがいます。
介護保険のサービスを利用するには、ケアプランを作成する必要があります。
具体的にどのようにしたら、介護サービスを受けられるのか説明します。
介護申請をして認定結果(要支援1~要介護5)が判明した方は、ケアマネージャーにケアプランを依頼して作成し、介護サービスを利用することができます。
ケアマネージャーの依頼先は、ご自分で居宅介護支援事業所(ケアマネージャーが所属している会社等)に連絡して決めます。
初めてのことでどうすれば良いのか分からないときには、地域包括支援センターがお手伝いします。(原宿地域ケアプラザには3人ケアマネージャーが在籍しています。)
では、ケアマネージャーの仕事について説明します。
まず、支援を受ける方の心身の状態や生活状況を把握し、その方にとってどのような介護サービスが良いかを考えて提案します。
そして、介護プランが決まったら介護サービス事業者(デイサービスやホームヘルプサービス等)と連絡調整し、サービス利用となります。
サービスの利用が始まると定期的に訪問し、サービスの状況や本人の気持ちの変化などを把握し、臨機応変に対応します。
例えば、サービス事業者に連絡し対応を求めたり、サービス自体を変更したりする時もあります。
このように、ケアマネジャーは本人の状態の変化を常に把握して、より良いサービスの提供に努めてまいります。
また、比較的介護度の低い要支援の方は、包括支援センターで仕事をしているプランナーが、ケアマネジャーと同じく介護プラン作成等を行います。
新型コロナウイルス予防のためマスクの利用は欠かせませんが、夏に向かい今まで以上に熱中症になりやすいので、小まめな水分補給が必要です。
皆様も健康に留意してお過ごしください。
次回は通所介護事業について説明します。
横浜市原宿地域ケアプラザ 地域包括支援センター 担当 宮上