この本は、町内会員である足立雅人さん(11組)が、島根県奥出雲の凡そ一世紀前の風景を、逸る望郷のおよはや念を基に執筆したものです。
町内会役員の要望に応じて、筆者(足立さん)が小雀文庫に寄贈してくださったのでここに紹介させて頂きます。
馬木村に嫁いできたまき世津子は、留守がちの夫に代わり家を守っていた。
隣家のお婆々は、そんな世津子に寄り添う。
川の大改修が行われることになり、外から人が来て、村人も工事に関わったりして、閉鎖的だった村にさざ波が起こる。
世津子もまた、思いがけぬ身の上になるのだった…。
奥出雲の風土、風習、気風の中で育った著者の、郷土愛に満ちた力作。(文芸社)
なおこの本は、有隣堂(伊勢佐木町本店・横浜西口店・横浜東口ルミネ店・戸塚モディ店・テラスモール湘南店)で購入できます。
その他の書店では取り寄せになります。