この春の小雀だより「百周年記念座談会」に続いての報告です。
去る11月19日、夜来の雨も開催時間には上がり、会場である体育館には各方面からの関係者等百数十名が参集のもと厳粛かつ盛大なる式典が開催されました。
館内は、児童による飾りつけと、趣向の凝らされた作品が展示され、また各テーブルに置かれた小物や参加者一人ひとりにメッセージカード、紙工作品が配られ、会の雰囲気を盛り上げていました。
この日に向けて準備を進めてこられた児童、先生、実行運営委員の皆様のご苦労とお気持ちが伝わってきました。
そして各来賓挨拶、祝辞を通して、百年という歴史の重さ深さをあらためて感じました。
今、教育現場や子供たちを取り巻く環境は厳しく、私たちの時代には想像もできない困難な問題が毎日のように報道されています。
このような現状からもますます学校、関係機関そして地域との連携協力体制が重要になってくるのではないでしょうか。
祝賀会をはさみ、午後からは大太鼓のアトラクションや懐かしい映像がながされました。
本校では、これまでに約9800人の卒業生を送り出したそうです。
町内にもたくさんの先輩後輩方がおられると思います。
その中の一人として今回参加出来たことを嬉しく思います。
縮小化社会と言われるように今後も人口減少、少子化が続き、各地で学校の統廃合も進むでしょう。
そんな中、我が大正小学校は、これからもずっと歴史を刻み続けていくのだとそんな思いを込めて一卒業生、一地域住民として将来を見守っていきたいと思います。
体育・文化部 増田新治