地域バス見学会を終えて

2019年09月10日

2019年8月22日(木)に他地域のコミュニティーバス見学会を行いました。
参加者は町内会役員関係2名、市役所道路局、戸塚区役所から各1名、そして町内会会員9名でした。
最初に訪れた旭区の四季美台・今川町地区では平成24年4月から実証運行を始め、25年4月からは本格運行に移りましたが、6年を経た昨年10月に採算が見込めないという理由で廃止されてしまいました。

この地域はバスを走らせる計画の段階で、小雀バスの視察に来られていたのです。
急な坂道が多く、道路も狭いので二俣川駅まででるのが大変(徒歩で20分程度)ということで、新しい会社を探していたところ、やっと見つかり今年の6月から運行を再開しています。

ただ、以前のバスは小雀バスと同じ車両でしたが、今度は経費を削減するということで、乗客9名乗りの小型ワゴン(普通2種免許)になっています。

これで一件落着とはいかず、やはり採算の問題が付きまとうそうです。

いかにして乗客数を増やすかということです。

次に訪れたのは緑区の山下地区です。
ここは駅が遠く、また路線バスから離れていて、お年寄りが買いものや病院、銭湯などに行くのに苦労しています。
地域が広いことや、目的地が色々あったり、それほど多くの乗客が見込めないことなどから、バスの運行が困難な状況です。

そこで、地域の共助による移動手段の確保の取り組みとして「山下地区ささえあいバス」という形で、地域ボランティアがワゴン型車両を運行しています。
このバスは自家用車扱いになるので、運賃を取ることは法律上できません。

許されるのはガソリン代を上回らない程度の微収のみです。
しかし車を動かしている限り、年間100万円以上の経費がかかります。
この経費をどのように工面するかが問題なのだそうです。

以上2か所を見学してきましたが、それぞれ状況が異なります。
そのまま小雀バスの参考にはなりません。

しかし、抱えていた悩みは同じで、いかに乗客を増やすかに尽きるようです。
山下地区の方々は口をそろえて言っていました。
小雀町はまだバス会社が運行継続してくれているのでしょう。頑張って乗客を増やす努力に力を注いでくださいと。

最後に、同じ問題を抱えている者同志、「何かあったら連絡を取り合いましょう」と約束して帰ってきました。
一緒に参加してくださった小雀町の皆さんありがとうございました。
今後委員会を開く際は、ぜひ参加してください。