皆様こんにちは、ふたたび新型コロナウイルスが蔓延しはじめています。
一日も早い終息のためにも、感染症対策である「手洗いうがいの励行」「マスクの正しい装着」「不要不急の外出の自粛」「3密(密閉・密集・密接)の回避」を行い新型コロナウイルスの蔓延を防ぎましょう。
ケアプラザでも今までにない厳しい感染症対策を行ってまいりますので、皆様ご協力よろしくお願いいたします。
今月から高齢者の住まいについてお伝えします。
公的な高齢者の施設は、介護保険施設等と老人福祉施設に大別されます。
それら施設には「特別養護老人ホーム」「介護老人保健施設」「介護医療院」「グループホーム」「軽費老人ホーム」「養護老人ホーム」があります。
今月は「特別養護老人ホーム(特養)」についてお伝えいたします。
特別養護老人ホーム(特養)とは?
特別養護老人ホームは、要介護の状態にある高齢者が生活することを目的にした、介護保険施設のひとつです。
基本的に要介護度3以上(特例の場合、要介護1、2)の高齢者が入居し、入浴・排せつ・食事などの介護、機能訓練、健康管理及び療養上のケアを受けることができます。
公的な施設のため、有料老人ホームと比較すると費用が安価なのが特徴です。
また、入所期間に定めがなく、医療行為が発生しない限り終身の利用が可能です(医師や看護師の配置状況で、提供できる医療サービスが施設により異なります)。
居室には、個室等の「ユニット型」や4人部屋等の「多床室」などがあります。
施設は定員30名以上の広域型で、申し込みの居住地に制限がなく全国どこでも申し込める施設と、定員29名以下の地域密着型で、同じ市町村に住む方が申し込める施設があります。地域密着型は、家庭的な雰囲気で、住み慣れた地域で生活できるところが特徴です。
申し込み方法は各市町村で異なります。
横浜市では『高齢者施設・住まいの相談センター』内にある「特別養護老人ホーム入所申込受付センター」が申し込みの受付をしています。
申込書は横浜市のホームページからダウンロードするか、各区役所や地域ケアプラザ、特別養護老人ホーム等で入手できます。
申込書に必要事項を記入し、介護保険者証の写しを添えて「入所申込受付センター」へ郵送します。
記入方法は担当のケアマネジャーと相談しながら記入してください。
入所先の希望は5施設記入できますので、十分検討してご記入ください。
入所の順番は申し込み順でなく必要性や緊急性の高い方から入所できるように、「横浜市特別養護老人ホーム入退所指針」に基づき決まっており、施設からご家族に連絡がいき、施設の職員が本人の状況などを確認し入所となります。
次回は「老人保健施設(老健)」についてお伝えいたします。
ケアプラザは日常生活の送りづらさを感じた方が、最初に相談する場所です。
高齢者や障害者、子育ての事で何か疑問を感じたら相談する所と覚えてください。
「何かあったらケアプラザ」☏:045-854-2291