小雀だより

原宿ケアプラザより「介護老人保健施設」

皆様こんにちは
新型コロナウィルスの影響で、私の住んでいる近所の中学校や小学校が休校し、幼稚園や保育園も休園する事態となり、いよいよ自分の身近にコロナが迫っていると実感しています。
感染症対策である「手洗いうがいの励行」「マスクの正しい装着」「不要不急の外出の自粛」「3密(密閉・密集・密接)の回避」を行いしっかりと予防していきたいと思います。

小雀町の皆様も終息に向けて、感染症対策をしっかりと行いましょう。

今月は「介護老人保健施設(老健)」についてお伝えいたします。

 介護老人保健施設は要介護1以上と認定された方で、本人が自立した生活を営むために、在宅復帰を目指す施設です。(その他ショートステイやデイケアが併設されています。)
 入所した後は、医師や看護師、リハビリの専門職、介護職員のチームでサポートしています。老健では自宅へ戻るためのリハビリテーションに力を入れています。起き上がりやベッドから車いすへの移乗、歩行訓練など利用者の状態に応じたリハビリテーションが、理学療法士や作業療法士などの専門職によって行われ、在宅復帰を目指します。
 居室は、「従来型」と「ユニット型」と2種類あります。従来型は大きな部屋を2人~4人で利用する従来型多床室と、一つの部屋を1人で利用する従来型個室があります。ユニット型は完全個室で、居室の前に10名ほどのグループのリビングスペースが設置され、一つのユニットが形成されています。費用は従来型居室の方が安価です。
入所申込みは利用者や家族の方が施設に対して直接行います。病院に入院している場合は病院内にある相談室の相談員(医療ソーシャルワーカー)に、自宅の場合はケアマネジャーにそれぞれ相談してから介護老人保健施設へ入所申込みを行います。医療ソーシャルワーカーもしくはケアマネジャーを介することで、その後の流れが円滑に進みます。
申込み後、本人や家族との面談を行い、要介護度や本人の体の状況、そして生活の様子や医療ケアの有無など基本的な内容について確認されます。

面談が終わると必要書類を提出します。
施設は、提出された書類や面談の内容を基に、本人の健康状態や介護度を確認・審査して入所判定を行います。
 入所条件は各施設で異なる為、事前に確認しておくことが大切です。

ケアプラザは日常生活の送りづらさを感じた方が、最初に相談する場所です。
高齢者や障害者、子育ての事で何か疑問を感じたら相談する所と覚えてください。

「何かあったらケアプラザ」 ☏:045-854-2291

こすずめ町内会

地縁法人小雀町内会
横浜市戸塚区小雀町1193