皆様こんにちは。
新型コロナウイルスの感染予防のため手洗い、うがい、マスクの着用をしています。終わりの見えない感染症対策ですが、終息に向けて引き続き行っていきましょう。
消費者被害について
今月は消費者被害についてお伝えします。
4月にケアプラザ職員がクレジットカード不正利用の被害にあいました。
通信販売会社より6万円の購入物がありますと連絡があり、その商品の発送先は川崎で、宛先は職員とは関係のない全く心当たりのない名前でした。
すぐにカード会社に連絡をして状況を説明すると、似たような買い物が5件ほどあり、支払いの中止を依頼して、警察に通報。
持っているカードを停止しました。
今回、良心的な通信販売会社から連絡をいただき、早く対応できたため実害はありませんでしたが、極めて悪質な犯罪でした。
今後クレジットカードの不正利用は多くなることも考えられますので、注意するポイントをお伝えします。
近頃、新型コロナウイルス流行のため自宅に居ることが多く、通信販売のカード利用が増え、またインターネットの通販などの利用も多く、クレジットカードの被害も増えています。
いつ個人情報が漏れたのか分からないことが多く、考えられることは、パソコンやスマートフォンでインターネット利用時に、悪意のあるサイト(ページ)をクリックしてしまい個人情報が漏れてしまうケースです。
巧妙にサイト(ページ)に誘導されるため、本人が気づかないまま氏名や住所、カード番号や電話番号が漏れて悪用されてしまいます。
その他にクレジットカードで買い物をしたときにカード番号をコピーされ、同時に3桁か4桁の番号(セキュリティーナンバー)をコピーされると、クレジットカードを悪用される可能性があります。
どちらも防ぎようがなく被害にあってから分かります。
ただ、毎月郵送される利用明細書か、パソコンやスマートフォンで明細を確認できます。
身に覚えのない利用がありましたらカード会社に連絡してください。
被害が分かりカード会社に連絡した日からさかのぼって、60日前から生じた不正利用分については補償されます。
この仕組みは法整備されたものではないのですが、ほとんどのカード会社が行っています。
ご自分のカードを一度確認してみてください。
日ごろからカードで買い物をした記録を確認するために、明細書を見るようにしましょう。
またこのような被害にあわれたら、ご本人から横浜市消費生活総合センターにご相談ください。
相談内容に応じた助言や、交渉の方法をアドバイスしてくれます。
電話番号は045-845-6666(相談専用)です。
詐欺の被害は多種多様で巧妙です。
被害にあわないようにちょっとした変化に気づけるようにしたいですね。
ケアプラザは日常生活の送りづらさを感じた方が、最初に相談する場所です。
高齢者や障害者、子育ての事で何か疑問を感じたら相談する所と覚えてください。
「何かあったらケアプラザ」 ☏:045-854-2291