皆様こんにちは。
猛烈な暑さが終わり、寒くなったり暑くなったりの繰り返しで、木々が色付き出す季節となってきました。
寒暖差が激しいと体調を崩しやすいので健康に留意していきましょう。
介護保険の住宅改修
今月は、介護保険の住宅改修についてお伝えいたします。
9月には福祉用具レンタルについて。10月は福祉用具購入についてお伝えいたしました。
今月は生活環境を整える住宅改修についてお伝えします。
「住み慣れた自宅でずっと暮らしたい」と、誰もが望むことと思います。
高齢や病気、けがなどで体の機能が衰えたとしても、安心して自宅で過ごしたいと考えている方は多いと思います。
自宅で不便や不自由を感じたとき住宅を改修することで、段差の多い室内の移動がしやすくなったり、お風呂やトイレを安心して使えるようになったりします。
また、介護をする方の負担も減り、安全に介護ができる住環境を作ることもできます。
住宅改修と福祉用具をレンタルしたり、購入したりしてよりよい住環境を整えましょう。
住宅改修の対象者
住宅改修の対象者は介護保険の要支援1~2、もしくは要介護1~5のいずれかの認定を受けており、自宅で生活をしている人です。
対象となる方が20万円を限度に、支払った金額の一部が払い戻されます。
横浜市に登録された業者で工事を行うと、事業所が手続きを行います。
例えば10万円の工事で、負担割合が1割負担の方は1万円の負担となります。
階段や廊下、浴室やトイレなどへ取り付けられた手すりは、イメージをしやすいのではないでしょうか。
これらの手すりは安全に立ったり移動したりするためにとても役立ちます。
今回はこのほかに意外と知られていないけれど、便利な住宅改修についてお伝えします。
引き戸や折れ戸などに変更
昔の造りの家は、トイレや浴室に内開きや外開きの扉がついている家が多いと思います。
その開き戸を引き戸や折れ戸などに変更すると、かなり使い勝手の良いものになります。
開き戸は開閉するときのスペースがたくさん取られ、引き戸は横にスライドするだけでスペースはほとんどいりません。
折れ戸は浴室に利用されることが多いですが、やはり開閉のスペースが少なく、浴室内で誰かが倒れていたとしても、その扉を容易に外すことができます。
段差解消の工事
また敷居の撤去や床のかさ上げなどの段差解消の工事を行うことで、転倒のリスクがかなり少なくなります。
玄関から門まで階段があり、杖歩行の方や車いすの方が通りにくい場合は、コンクリートなどで通路スロープを作ることも良いかもしれません。
障害物がなくなることで安全な移動ができます。工事にするかレンタルにするか、購入するのが良いのか、悩まれたらケアプラザまでご相談ください。
ケアプラザは日常生活の送りづらさを感じた方が、最初に相談する場所です。
高齢者や障がい者、子育ての事で何か疑問を感じたら相談する所と覚えてください。
「何かあったらケアプラザ」☏:045-854-2291