特集 小雀バス

2020年01月13日

小雀バスについて、町内の皆さんによく知って頂くために、運行会社である株式会社共同と運転手さんを紹介したいと思います!

第1回目の今回は、会社紹介と、小雀バス発足から現在までの経緯などをお伝えします。

去る12月26日(木)に福井会長と副会長の大山(私)と、戸塚区役所から2名の計4名で、株式会社共同横浜営業事務所(栄区金井町)を訪問しました。
会社側からは、社長の佐藤和敏氏と、旅客事業部部長の村石明男氏が出席され話を聞くことができました。

株式会社共同は1996年1月に初代取締役の森朝彦氏が設立し、来年は設立25周年を迎えるそうです。

宮城県出身の森氏が横浜で会社を設立したのは、初めは日通で、次にペリカン便に勤務して大船にあった大手化粧品会社の製品を取り扱っていた関係で、この会社に近い場所に事務所を設けたのだそうです。

2002年に本社営業事務所を現在地(栄区金井町)に移転。
会社設立時は、一般貨物自動車運送事業であったが、その後厚木と茨城県古河市に事業所を設けたのに加え、旅客事業部を設立しました。

2019年の会社の決算時を機に、3月から取締役を佐藤和敏氏が引き継ぎ、前取締役森朝彦氏は会長に就任しました。


佐藤氏も、小雀バスについては地域に貢献するという姿勢に変りはないけれど、最近の深刻な運転手不足など運送業界を取り巻く環境の変化に対応するためには、何としても収支の改善を図らないと、小雀バスの存続そのものが危ぶまれることになる。
これだけは何としても避けたい。
今でも小雀バスで儲けようとは思っていないと明言していました。

株式会社共同がタクシー部門を設立した以前から、小雀町では西地区を中心に路線バスから離れた地域の交通対策について検討を重ねていましたが、バス会社は採算が取れないということを理由に話も聞いてくれない有様でした。
このような状況の中で小雀町内に株式会社共同のタクシー部門があることを知り、藁をも掴む気持ちで、話を持ちかけました。
とても引き受けてもらえるとは考えてもいなかったのに、森氏の地元に貢献するという強い信念のもとで、2008年10月5日小雀乗り合いタクシーの試験運行を始めることができたのです。

この試験運行は横浜市の補助を受けていますが、運行期間は2か月です。
本格運行に移行するのには1日の平均乗車人数が200名程度必要なのに試験運行では、130名前後しかありませんでした。

2か月の試験運行は終了しましたが、株式会社共同の好意により当分の間、運行継続が決定しました。

試験運行期間中の収益の不足分は、横浜市が負担していましたが、この時から無くなったのです。

2009年7月6日からは本格運行に移り、名称も小雀バスに変更されました。
しかし、利用者数はほとんど増加せず、1日平均150名前後でした。

当然のこと収益の不足分は会社負担になりました。

運行開始から約10年、2019年2月12日からは収支改善を図るため、平日3車16便、土曜日1車10便(朝夕減便)、日曜祝祭日は運休、平日平均乗車予定数160名の3ヶ月間試験運行が開始されました。

前記試験運転の結果、予定の乗車数が得られなかったため、10月1日からはさらに減便した、1車12便土・日・祝祭日運休のダイヤ、予定乗車数100名での運行で現在に至っています。

冬場は利用者が少なくなる傾向にはありますが、現在の1日平均乗車数が60~70名というのは寂しい数です。

このバスは乗り合いバスで、町内外を問わず、だれでも利用できます。
小雀バスを存続させていくためにも、なんとか運行を継続したいという事業者の想いに応えるためにも、皆様のより一層のご利用をお願いします。