11月18日(水)小雀小学校で、本年設置された災害時に使用する下水直結式仮設トイレ(通称「ハマッコトイレ」)の設置訓練を、市環境創造局職員の指導の下で、小雀町、原宿1・2丁目の防災拠点委員20名余参加して行いました。
訓練は、トイレ設置用マンホール4基と注水用・排水貯留用弁の蓋の確認から始まり、蓋の開き方、防災備蓄庫から運び出したトイレの組み立て方を習得しました。
今回は標準タイプと身障者用大型トイレ各1基を組み立てましたが4~5人は必要で、一つ組み立てるのにコツを会得すれば30分程で設置できると思います。
このトイレは既存の下水管へ直結していて500人が利用でき、その後は汚物を流すため専用の800㍑の水の貯留槽が設けられていて、この水によって既存の下水管へ流し出します。
貯留槽の水はプールの水を使用するため、非常用発電機を据えて、ポンプと接続ホースで送水するようになっています。
このハマッコトイレは、小雀小学校に初年度に設置されたもので、今後3ヶ年程で全ての防災拠点に設置する計画だそうです。