Smart Eco Life

2021年04月11日

小雀小石けん作り3

小雀小学校児童(3月卒業)の取組より

石けんでみんなに優しく、安心な社会を作ろう

6年1組で今年度の活動を考えたときに、新型コロナウイルスの感染拡大によって、マスクの着用や手洗い、消毒することが増えたことが話題になりました。

そして、これからも生活に欠かせない石鹸を題材に学習を進めることを決めました。
また、自分たちで作るのであれば、昨年度の学習を生かし、環境にも配慮した安心で安全なものを作りたいという思いをみんなでを共有しました。

環境について

環境問題には様々な種類のものがあり、世界的な課題となっています。
今回私たちが考えたのは、手洗いによって流れ出た石鹸は、最終的に海に行き着くということです。
いくらろ過するといっても、手洗いの回数も爆発的に増え、その量もかなり増加していることを考えると、少しでも環境に配慮したものを使用したいと考えました。

活動開始!

最初は、米ぬか、重曹、水を材料とする米ぬか石鹸に目をつけ、実際に作ってみました。
これは、とても難しくて、自分達の思い描いたようなものにはなりませんでした。
困った私たちは、横浜市内で長年石鹸作りをしている太陽油脂株式会社の方々にお願いをして石鹸作りに関する授業をしてもらいました。
すると、石鹸を作るために必要な鹸化反応には油と強アルカリ性が不可欠だということが分かりました。
私たちが使った重曹は弱アルカリ性なので、鹸化反応が起こりにくかったのです。
石鹸作りによく用いられる強アルカリ性の薬品に苛性ソーダというものがありますが、それは劇薬で危ないので別の方法を探すことにしました。
そして見つかったのが、リバッチ法です。

リバッチ法とは

簡単に言うと「作り直し」のことです。固くなったり、小さくなってしまった石鹸を利用して、香りや色をつけたり、使いやすい大きさや形にしたりする方法です。
リバッチ法の良いところは、作り直しというだけあって、自分でオリジナルの石鹸を作成ができることです。
難しいところは、固くなった石鹸や小さくなった石鹸を保管しておくことです。

小雀小石けん作り2

写真:できあがった石鹸

実際にやってみると

今回は、6年1組の実践の中から一例を紹介します。
まず、ミルサーで石鹸を粉々にします。
その後に、ハンドクリームと水を少しずつ入れて、粘土状にします。
それを形にして半日かわかして完成です。
小さくなった石鹸は使いにくいだけでなく保湿に必要な油脂が抜けると言われています。
このグループでは、保湿効果を上げるためにハンドクリームを入れる工夫をしてみました。

最後に

小学校生活最後の一年で、世の中の状況から考えた課題に仲間と取り組めて良かったです。
また、それを地域の方に知ってもらう機会を作っていただいたことに感謝しています。
私たちの活動に関心をもっていただいた方は、小雀小学校のホームページにも他の実践が載っています。
ぜひ見てください。