小雀だより

原宿ケアプラザより「グループホーム」

皆様こんにちは
まん延防止等重点措置が解除されホッとされている方も多いとは思います。
ただ私は、仕事がら新型コロナウィルスに感染するわけにはいかないため、今でも手洗い、うがいやマスクの着用は欠かせません。
皆様なりの感染症対策をしっかりと行い、リバウンドがないように対策していきましょう。

グループホームについて

今月は「グループホーム」についてお伝えします。
 
グループホームは、障害のある方の日常生活上を支援する「共同生活援助」と、認知症高齢者を支援する「認知症対応型共同生活介護」がある入居施設とに分けることができます。

 障害のある方のグループホームは、一軒家やアパートなどに定員10人以下で共同生活するサービスです。

「世話人」や「支援員」と呼ばれる職員が利用者の食事の用意やお風呂、トイレなど介助など日常生活上の援助を提供します。

自分らしい生活を送りたいという方には、支援を受けながら生活ができるので、安心し安全に暮らすことが出来ます。

 認知症高齢者のグループホームは、5~9人のユニットと呼ばれる単位で構成された小規模の居住系サービスで、2ユニット18人が入居の上限です。

入居の条件は65歳以上の高齢者で、要支援2以上の介護度があり、医師による認知症の診断がある方です。

医療体制は、看護師の配置が義務付けられていないため、医療的なケアが必要な方は入居できない場合もありますが、最近は看護師を配置したり、訪問看護ステーションと連携する所も増えています。

 入居の費用は月に16~23万円程度と幅があります。詳細は施設にお問い合わせください。
 
認知症高齢者は環境変化に弱い方が多いため、馴染みの同じ支援者が接することにより心身の状態を穏やかにすることができ、安心した暮らしが望めます。

また、過去に経験した、食事の支度、掃除、洗濯などを行うことで自分の役割を持ち、家庭的でゆったりとした環境の中で過ごせます。

スタッフの手を借りながら自分で出来る部分を行い、高齢者の失われかけた能力を再び引き出し、自分のペースで潜在的な力をのばすように働きかけていきます。

家庭的で落ち着いた雰囲気の中で生活をすることで、認知症の症状の改善や進行を遅らせることが期待できます。

 入所のタイミングは、自宅での生活に不安を感じたら、なるべく早く動き出すことが重要で、本人が環境の変化に適応できる状態の時に行えば良い結果になる可能性が高まります。

グループホーム入居などで悩まれたら、ケアマネジャーかケアプラザに相談ください。

ケアプラザは日常生活の送りづらさを感じた方が、最初に相談する場所です。

高齢者や障害者、子育ての事で何か疑問を感じたら相談する所と覚えてください。

「何かあったらケアプラザ」 ☏:045-854-2291

こすずめ町内会

地縁法人小雀町内会
横浜市戸塚区小雀町1193