皆様こんにちは。
蒸し暑い季節になってきました。
ケアプラザでは「熱中症対策」と「新型コロナウィルス感染症対策」をしっかりとおこなってまいります。
こまめに水分補給を行いましょう。
認知症予防について
今月は認知症予防についてお伝えいたします。
最近の研究から、脳の機能低下を防ぐことで、認知症予防がある程度は可能だと分かってきました。
生活習慣病予防と脳のトレーニングで認知症になるリスクを減らすことができます。
生活習慣病の予防に良いとされていることは認知症予防にもとても有効です。
生活習慣病の予防には「喫煙をしない」「定期的な運動」「飲酒は適量を守るか禁酒」「1日7~8時間の睡眠」「適正体重の維持」「1日3食を規則正しく,食品をバランス良く取る」「間食をしない」などがあげられます。
運動をして体を動かすことが効果的
今回は運動に関することを掘り下げてみます。
脳が正しく働くためには、絶えず十分な血流が必要です。
高齢者やアルツハイマー型認知症患者の脳では、記憶をつかさどる海馬などで脳血流の低下が見られており、この血流を改善するためにも、運動をして体を動かすことが効果的だと考えられています。
認知症の予防に適した運動は、有酸素運動です。
有酸素運動は全身の血流をよくし、血液に酸素を十分に取り込み、脳の細胞を活性化する効果が期待できます。
代表的なものは散歩やジョギングです。
まずは週に3回以上、1回30分以上歩くことから始めてみましょう。
その他、水中歩行や水泳、サイクリングやエアロビクスなど、ある程度の時間をかけながらおこなう運動もおすすめです。
また最近は、単純に一つの運動を行うのではなく、運動に他のトレーニングを組み合わせたものが、より認知症の予防に有効的とされています。
運動に認知課題(頭の体操)を組み合わせた運動(コグニサイズ)を行う方が増えています。
例えば運動しながら、「3の倍数で手をたたく」とか、「しりとりをしながら運動」などいろいろあります。
脳の血流をよくして考えることで認知症を予防しましょう。
認知症の予防は色々な方法がありますが、基本は外出し運動を行い、趣味活動などで他者との交流を行うこと、段取りを考えながら行う調理や買い物などの家事全般を定期的に続けることが、認知症になりにくく健康的な生活を続けられるコツなのではないでしょうか。
ケアプラザでは登録している団体さんたちが、趣味活動や運動など様々な教室を作り活動されています。一度気楽にご相談ください。
待っています。
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高齢者や障害者、子育ての事で何か疑問を感じたら相談する所と覚えてください。
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