初日の出
新年あけましておめでとうございます。と言い難い、3日の読売新聞朝刊に、元旦に「能登震度7 死者48人 倒壊多数、津波被害も」、2日には「日本航空日航機海保機と衝突 羽田で炎上 乗客ら379人脱出 海保機乗員5人死亡」の記事が掲載されていました。
改めて、日本列島で暮す我々日本人にとって、自然災害にいつ見舞われてもおかしくない地の上で生活していることを痛感させられました。
事故を無くすことは難しいいですが、色々と考えさせられました。
我々の先祖は自然の猛威を、疫病を、事故を恐れ、一方自然の恵みに深く感謝して生きてきたと思います。
これらは神の仕業と考え、良き政治を行い、神を祀り尊崇ことで、怒りを鎮め災害から事故から守ってくれると信じてきと思います。
でも、神を敬い頼りつつも、本当に困った時に頼りになるのは共に生活している土地の住民同志の助け合いであることを肌感覚で理解していたのではないかと思いました。
お正月を迎える準備に、多くの役員、護持運営役、世話役、祭礼行事常任、社務所管理人の協力を得ることで整うことが出来ました。
言い換えれば、五霊神社を維持管理、運営する事を通じて、住民同士の繋がり、助け合いの風土が出来上がってきたのだと思います。
今年、初詣に参拝された方は650名でした。
同じ心を持って来られた新旧の住民に、新たな人の繋がりに結びつくきっかけになったのではないと勝手に思っております。
はなはだ、愉快でない挨拶になってしまい申し訳ございません。
ご理解のうえ、本年もご支援ご協力のほどをお願い申し上げます。
初詣の参拝者
小雀五霊社 総代 萩谷 邦明